過払い金請求で司法書士・弁護士事務所に払う費用は？比較して考えよう！

過払い金請求に興味を持っているものの、司法書士や弁護士に依頼すると何か高そうだなというイメージから戸惑ってしまう方も多くいます。また過払い金請求を依頼した方の中には、適当に安い事務所を選んで返金額が下がってしまうなど後悔するケースも見られます。

トラブルを避けるために、最初に相場を把握したうえで考えていくことが大切です。

注目するべきポイントを把握して、より良い形で過払い金請求が行えるようにしましょう。       

まず相場の費用を考えてみよう

過払い金請求の依頼を司法書士や弁護士に行う場合には、具体的にどのくらいの費用がかかるか把握することが大切です。

なお費用については、弁護士会、司法書士会が定めた上限規制があるので、その点も含めた確認が必要です。また、法律事務所によって費用の項目や金額は異なるので、依頼した場合の費用を確認したうえで検討しましょう。           

費用面で司法書士と弁護士を比較        

過払い金請求で司法書士や弁護士などの事務所を利用することを考えている方も多くいます。

しかし利用したいという思いはあっても、どのくらいの費用がかかるのかわからずにためらってしまうという方もいるでしょう。そこで相場を把握したうえで、過払い金請求を利用するかどうか考えていくのも1つの手です。

まず司法書士や弁護士事務所を利用したい場合、最初に相談料が30分～1時間で5000円程度かかります。シン・イストワール法律事務所では何時間でも電話相談は無料です。確認したうえで利用を検討するようにしましょう。

次に、着手金と成功報酬いうものがあります。着手金とは契約時に発生する料金で、成功の有無にかかわらずかかるものです（1～2万円が相場）。

最近では、着手金がかからないという事務所も多くなっています。成功報酬とは、過払金を回収したことに対する報酬で、通常「回収した過払金の〇％」という形で決められています。成功報酬のパーセンテージなども事務所によって異なるので、個別に条件を確認することが大切です。

また、裁判外の交渉（和解）で過払金を回収した場合と、裁判（判決又は和解）によって回収した場合でも成功報酬の率に違いが見られます。ただし、成功報酬については弁護士会や司法書士会などの規則により、訴外交渉なら20％まで裁判なら25％までが上限とされています。これらを上限に事務所によって様々です。

個別に条件を確認することで、自分の状況に合わせて対応することにつながります。事務所ごとに異なるからこそ、個別の確認が欠かせません。

過払い金請求費用の取り決め

司法書士や弁護士の過払い金請求を依頼したときに支払う費用について考えていくとき、1つ注意しなければならない点が存在しています。

その注意点というのが、依頼したときに支払う費用には決まりがあるという点です。日本司法書士連合会や日本弁護士連合会によって上限費用が決められています。基本的には、決められているガイドラインに従って事務所ごとの費用が決まります。しかし上限が決まっていない費用や事務所ごとの手数料などの点で差が出ることもあるので注意しましょう。

また実際に過払い金請求の依頼にかかる金額を考えていく場合には、項目別に確認することも大切です。実際に依頼するときにはさまざまな項目の費用が関わってくるからこそ、個別に確認していくことが大切です。

シン・イストワール法律事務所ではシンプルな精算を心がけており、契約書に全ての金額を記載しており、追加でかかる費用はございません。

まず必要になるのが、相談したときにかかる費用である相談料です。このお金は無料なところもあれば、報酬に含まれているケースも見られます。さらに解決するかどうかに関わらず、依頼時に発生する着手金があげられます。

着手金の額は、過払い金請求を行う業者の数によっても異なります。ほかにも基本報酬や成功報酬など、項目には複数の種類があげられます。具体的にどのような種類があるのか把握したうえで、実際に事務所に支払う必要がある金額の目安を把握していきましょう。    

過払い金請求、事務所選びのポイント       

過払い金請求で事務所を利用したいとき、どのようなところを利用するかもポイントの1つです。安さだけで選ばずに、費用項目や実績などの点から信頼できる事務所を選びましょう。

さらに実際に過払い金請求の手続きで裁判をするなら、実費の負担が必要になるという点を押さえておくことも大切です。              

司法書士・弁護士事務所を選ぶときの注意点とは？

過払い金請求で司法書士や弁護士に依頼したいと思っても、利用できる事務所の候補が多くて迷ってしまう方も多くいます。

もしも利用する事務所で迷ったときには、どのような点に注目したらいいのでしょうか。実際に比較して選ぶうえでは、費用面で安いところを選択するという方も多くいます。

しかし極端に安い場合には、過払い金請求の実績が少ないため相場より安い金額しか取り戻せない、もしくはオプションで追加料金が発生するなどのケースもあるので注意が必要です。安心して利用できる事務所を選ぶために、最初に料金体系がわかりやすいところを選ぶのもポイントの1つです。

費用の項目をチェックして、わかりやすく記載されている事務所なら安心して利用できる可能性が高くなります。

もし、項目で回りくどい言い回しがあるところは、注意が必要です。もしも不明瞭なところあったら、一度メールや電話で問い合わせてみるのも1つの手です。

このとき説明が丁寧で信頼できそうなところなら、安心して利用できるかもしれません。

シン・イストワール法律事務所では、丁寧な電話対応を心がけております。相談料もかかりませんので是非一度試しにお気軽にお問い合わせください。

さらに料金だけではなく、実績面の確認も忘れないようにしましょう。過払い金請求の実績が豊富な司法書士や弁護士の事務所であれば、安心して利用できる可能性が高くなります。

費用が安い事務所では交渉能力がなく、本来取り戻すべき過払い金を減額された状態でご依頼者様へ返金している事務所も多いです。余裕があれば実際に利用した方の評判も合わせて参考にするのも1つの手です。

また司法書士に過払い金請求を依頼する場合、司法書士は、140万円以上の過払い金請求については手続きできないので、注意が必要です。（140万円を超える過払い金請求については弁護士以外の者が交渉することが法律で禁じられております。）

シン・イストワール法律事務所では原則全て訴訟を前提としており、全てご依頼者さまのために少しでも多くの金額を取り戻す様に徹底しておりますのでご安心ください。（ご利用時に支払い遅れがあったり、書面を交わしていた場合は減額される恐れがあります。）

手続きや裁判にかかる費用を知る              

過払い金請求に必要な費用というのは、実際に事務所に支払う報酬などだけではありません。

実費が必要な部分もあるので、その点も含めて費用の問題を考えていくことを忘れないようにしましょう。実際に過払い金請求を行う場合、最初は貸金業者との話し合いでの和解を行う事務所が多いです。

ですが話し合いで和解ができなかった場合、裁判になるので実費がかかってしまいます。

まず裁判を行う場合に必要な費用が、収入印紙です。実際に裁判をするために必要な費用は、裁判所に現金で払うのではなく収入印紙という形で納付します。具体的な収入印紙の額は、請求する過払い金によっても異なります。（例えば、過払い金100万円を請求する場合で印紙代は1万円、300万円なら2万円です）

さらには訴訟手数料や出廷のための日当交通費（裁判所が遠方の場合）などが必要です。ただし，これらの実費は回収した過払金から後日精算するというのが一般的ですし、依頼者を何人かまとめて裁判をする場合には頭割りとなり負担額は下がります。具体的な額は請求する過払金の額や事務所などよっても異なるので、個別に確認していくようにしましょう。

弁護士事務所などに依頼して裁判を行ってもらう場合、実費は成功報酬とは別に支払うことになります。そのため事務所を利用するときには、実費の負担に関する点も最初に確認しておくことが大切です。

最初に費用のポイントを確認しておくことで、後からトラブルを防ぐことにつながります。不明な点があれば、問い合わせて疑問を解決しておくことも忘れてはいけません。           

司法書士・弁護士事務所を利用するメリットとは？ 

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼するメリットが、専門的な知識から有利に交渉を進めてもらえるという点です。（司法書士の場合、140万円を超える過払い金については交渉できないので注意が必要です。）

一見、費用が高額に見えるという声をよく聞きますが、返金交渉する相手もプロです。いろいろな理由をつけて過払い金の返金を拒みます。また，そもそも本人との交渉自体を受け付けていないといって門前払いをする業者もあります。自分でやってみてはじめて難しさがわかったと言い相談にこられる方もいらっしゃいます。

手間や時間がかからないというのもポイントの1つです。

また家族に内緒で手続きしたいという方でも、事務所を利用することで、その事務所が窓口となりますので家族に内緒のままで対応してもらうことが可能です。

有利に交渉が進められる！      

過払い金請求は司法書士や弁護士に依頼できるといっても、費用がかかることからためらってしまう方も多くいます。

そのような場合には、依頼することのメリットを確認しておくのも1つの手です。

最大のメリットといえるのが、有利に貸金業者と交渉ができるという点です。

実際に過払い金請求をしようと思っても、知識がない素人だと貸金業者もプロですので、対応するのが難しくなります。

そこで専門知識が豊富な司法書士や弁護士に依頼することで、高い交渉力で自分に有利な形に話を進めてもらいやすいのです。何よりも司法書士、弁護士であれば、交渉に応じなければ裁判を提起するという「伝家の宝刀」がありますので、業者は交渉に応じざるを得ないのです。

手間や時間がかからない

過払い金請求というのは、複雑な手続きが必要なものになります。

書類を準備したり過払い金の計算をしたりするのは、時間も手間もかかる作業です。

もしも時間をかけていたら、その間に過払い金の時効を迎えてしまうかもしれません。

スムーズに進めるためにも、専門家に任せることに意味があります。

事務所に依頼する高いメリットが得られるかは、どのようなところを利用するかで左右される部分もあります。

実際に利用するときには、実績などの面をチェックしてより良い形で利用できるところを選びましょう。

評判を参考に、利用者からの評価が高い事務所を選ぶことも可能です。

家族に内緒で進められる！

借金をしていることを家族に隠していたという方も多くいるかもしれません。

また人によっては、過払い金請求の手続きを家族に内緒のまま進めたいということもあるでしょう。

ですが実際に過払い金請求の手続きをする場合、貸金業者からの連絡や書類の送付は自宅に届きます。

自宅に書類が届いたとしたら、隠していたとしてもすぐに家族にバレてしまいます。

一方で司法書士や弁護士に依頼した場合、貸金業者や裁判所からの連絡や書類の送付は、自宅ではなく各司法書士・弁護士事務所が窓口になります。

書類の送付先という窓口ができることで、家族にバレることなく過払い金請求の手続きが進められるというのもポイントの1つです。

また事務所側からの連絡も、家族にバレたくないことを伝えておくことで書類の名前を個人名で送るなどの配慮などの形で対応してもらえます。

また司法書士や弁護士に依頼するメリットの1つに、貸金業者からの督促が止められるという点もあげられます。現在、支払中であると手続きができないと思っている方が多いですが、過払い金があるかないかの引き直し計算をした結果、過払い金が発生している場合には、これ以上支払う必要がないのです。

借金の返済中という方の中には、たくさんのハガキなど督促で精神的に弱っているというケースも見られます。

司法書士や弁護士に過払い金請求の手続きを依頼したら、貸金業者側からの督促がストップします。精神的な負担を減らすことができるので、状況に合わせて専門家に過払い金請求を依頼することを考えましょう。

過払い金請求は事務所に依頼せずに個人で対応することも可能ですが、有利な条件で交渉がしにくい、過払い金請求の交渉に応じてくれないなどのデメリットもあります。

実際に過払い金請求をすることを考えるなら、さまざまなケースで考えて状況を整理していくことも大切です。

個人で行う場合のデメリット

過払い金請求は、司法書士や弁護士に依頼しなくても個人で対応することは可能です。

個人で対応する最大のメリットは、依頼するよりも費用が安くなるという点です。安く済むならわざわざ専門家に依頼する必要はないと感じる方もいるでしょう。しかし個人で対応する場合には、さまざまなデメリットが存在しています。

まずはデメリットを把握したうえで、どのような対応が適しているのか考えていくことが大切です。特に注意が必要なデメリットとしてあげられるのが、過払い金が返ってこない可能性です。

そもそも過払い金には、請求できる期限、時効があります。1人で準備をしていると、時効までに対応できないかもしれません。1日でも期限を過ぎてしまったら、過払い金請求ができなくなるので注意しましょう。

実際にあと1日早かったら、という方もたくさんいらっしゃいます。

また交渉をするとき、個人で対応すると自分に有利な形で和解できないという場合も見られます。

専門知識がない状態で交渉すると、相手側は毎日過払い金請求を対応しているプロ、業者によっては弁護士が対応していますからうまく丸め込まれて自分が不利になることがあります。

テレビコマーシャルで宣伝している様な大手貸金業者であれば、実際に出ている過払い金よりも低い金額で和解する様に求められるケースがほとんどです。

専門知識が豊富な司法書士や弁護士に依頼したら、自分が不利な状態になるのを避けることにつながります。さらに個人で対応するとき、交渉中でも返済中なら貸金業者への返済は続くという点を押さえておきましょう。何もしなければ状況は変わりませんが、行動すればある程度の過払い金が返還されます。

そして自分で対応する場合と比較すると、司法書士・弁護士に依頼した方が有利な条件で交渉できるため、成功報酬を差し引いても依頼したほうが手元に戻るお金が多い場合も見られます。

具体的にどのような状況になるかは、条件によって異なります。個別に確認して自分に適した選択肢を探っていくようにしましょう。

過払い金請求の事務所に払う費用まとめ

費用がかかるというイメージから過払い金請求をためらう方もいます。

しかし多くの過払い金を取り戻せるチャンスがあるので、司法書士や弁護士を依頼することには意味があります。どこの司法書士や弁護士に依頼しても、回収した過払い金より多くの費用を払うことはないので安心してください。相場や実際に支払う成功報酬などを整理しながら、自分に合った形で考えていくようにしましょう。

またより良い形で過払い金請求をするためにも、費用だけではなく実績を考慮して事務所を選ぶことも大切です。

司法書士・弁護士事務所によって過払い金の回収実績には大きく差があり、早く回収し、早く手続きを進めたいがために、相場よりも低い金額で和解をする事務所もあります。このような事務所ほど報酬を安く設定したりします（薄利多売方式）。よって、計算上発生している過払金額だけでなく、その事務所の回収実績（過払い金が仮に100万円出ていた場合、いくら取り戻せますか？という形がわかりやすいかもしれません。）についても相談時に聞いておくとよいでしょう。

シン・イストワール法律事務所では過払い金の調査は無料です。その後の回収手続きについても、着手金もありません。費用は回収した過払い金から頂戴する後精算なので、お財布から持ち出しもありません。過払金の回収ができなかった場合には費用は一切かからないので安心です。

まずはお気軽にご相談ください。